現代生活の必需品と言えばスマートフォン。
とても高価なものなので、傷がつかないように、また仮に落としても壊れないように、端末を保護したいものですね。
そのため多くの場合は「ケース」に入れて使うでしょう。
また「ケース」はスマートフォンを保護する目的だけでなく、「ファッション」でもあるためおしゃれなものも多かったりします。
本記事では数多くあるスマートフォンのケースの種類について紹介します。
そもそもケースは本当に必要なのか?メリット・デメリット
ケースの種類を紹介する前に、根本的な疑問を解決しておきましょう。
そもそもケースは本当に必要なのでしょうか?
筆者は「必要」と考えています。
最大の理由は上述のメリット、「傷や衝撃からスマホを保護できるから」です。
しかしケースに入れて使うことにはデメリットもあります。
・傷や衝撃から保護できる
・ケース特有の補助機能が使える
・個性を出せる
・放熱を妨げる
・重くなる
・スマホ本来のデザインを妨げる
スマートフォンは精密機械です。
機械である以上、内部で熱が発生します。
ケースをつけると本来外に逃げるはずの熱が溜まってしまいます。
放熱されにくくなってしまいますね。
特に真夏の炎天下では問題です。
高熱によりスマホの動作が遅くなることや、バッテリーの劣化を早めてしまうかもしれません。
場合によっては耐えられず爆発してしまうことも。
熱には要注意ですね。
他にもケース分の重さがプラスされるため、総重量が重くなってしまうデメリットもあります。
またスマートフォンは非常に洗練されたデザインをしています。
そのデザインに惚れ込んで購入することもあるでしょう。
ケースをつけると、スマホ本来のデザインが楽しめなくなってしまいます。
保護フィルムと干渉し合うこともありますね(→保護フィルムの基本や種類)。
しかしこれら以上に「傷や衝撃から保護できること」はメリット。
スマートフォンはとても高価なものですからね。
毎日使用した結果、傷がついてしまったり落として壊れてしまったりすると、修理費用や手間がかかってしまいます。
精神衛生的にも悪いかもしれません。
故障することを未然に防ぐ目的として、ケースは必要です。
またケースはニーズに合ったさまざまな種類がありますので、そのケース特有の補助機能も使えます(下記参照)。
オシャレなものも多いため、個性を出せるファッションアイテムとして使うこともできます。
日頃から使いやすくできる、オシャレを楽しむ目的としても、ケースは必要不可欠ですね。
ケース6種類紹介(機能的・オシャレ)
スマホのケースは大別すると6種類程あります。
1つずつ紹介します。
価格が安くシンプルな保護ケース『クリアケース』
保護ケースとして代表的なものが「クリアケース」。
文字通り透明なケースです。
非常にシンプルであり、スマートフォンの中には試供品として付属されていることもあります(→機種別各ケース付属有無)。
価格も安価で、安ければ100円、高くても1,000円以下で買える場合がほとんどです。
とりあえずスマートフォンを保護したいならば、最適なケースでしょう。
「クリアケース」の中でも2種類あります。
・柔らかい
・素材はTPUやシリコン
・全面保護できるものが多い
・硬い
・素材はポリカーボネート
・比較的薄い
「ソフトケース」は文字通り柔らかいケース。
主に「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」と呼ばれるプラスチックや「シリコン」で作られています。
電源・音量などのボタンも保護できるものも多く、スマホ全体を保護できます。
柔らかいため装着しやすく、衝撃にも強いですね。
「ハードケース」もこちらも文字通り、硬いケース。
主に「ポリカーボネート」と呼ばれる熱可塑性プラスチックで作られています。
ソフトケースよりも薄く軽いことが多いですね。
しかしどちらとも経年劣化で黄ばみやすく、キレイに保つならば定期的に交換する必要があります。
また安価であるため、見た目はオシャレとは程遠い存在です。
多種多様な『背面ケース』でオシャレも
「クリアケース」以外にも「背面ケース」はあります。
※本記事ではクリアケース以外のシンプルなケースを背面ケースと総称しています。
その種類は多種多様。
特に使われている素材の種類が豊富で、本革やレザー、アルミや木材で作られている場合もあったりします。
もちろんクリアケースと同様にプラスチック素材もありますが、色はカラフルで模様もありと、オシャレなケースもあります。
しかしオシャレである反面、価格はクリアケースより高めとなっています。
スマホを落としにくい『スマホリング付きケース』
ケースの中には日々の使い方を補助してくれるものもあります。
例えば「スマホリング付きケース」。
スマホ落下防止アイテムに「スマホリング」がありますね。
スマホの裏にくっつけて、そのリング内に指を通して持ちます。
机上ではリング角度により、スタンド代わりにすることもできますね。
そのスマホリングがケースに組み込まれているものが「スマホリング付きケース」です。
多くの場合は、クリアケースやその他プラスチック製の背面ケースに組み込まれていることが多いですね。
スマホデザインを引き立たせる『バンパーケース』
変わったデザインのケースもあります。
例えば「バンパーケース」。
フレーム状になっており、側面を保護できます。
スマホケースデメリット(上記参照)では、熱に弱かったりスマホ本来のデザインを妨げたりしてしまうものが、スマホケースだと紹介しました。
バンパーケースは側面だけを保護しますので、他のスマホケースに比べて放熱しやすく、スマホ本来のデザインも尊重されます。
材質はアルミの場合が多いため、やはり熱対策には良いケースですね。
しかし背面は保護されていませんので、防御性は高くありません。
また価格も比較的高め。
側面を覆うため、保護フィルムや充電ケーブルを挿すときに干渉してしまうこともあります。
「バンパーケース」はスマートフォンのデザインを楽しめるオシャレケースですがデメリットも多いですね。
オシャレに保護しカードも入れられる『手帳型ケース』
オシャレなケースの代表格が「手帳型ケース」でしょう。
文字通り、手帳のような形になっているケースです。
手帳型ケースのメリットはそのオシャレさでしょう。
そのため以前から女性に人気があり、手帳という特徴からビジネスマンもよく使っているケースです。
カード入れになっている場合も多く、スタンドにもなる優れモノですね。
また全面をしっかりと保護し、使っていない時はケースを閉じるので画面を保護できるメリットもあります。
反面全体的に大きいため、バッグなどに入れる際はかさばります。
また使う際はケースを毎回開けなければなりませんし、充電ケーブルを挿すときに干渉することもあります。
価格も高めで、スマホケースの中では高額の部類。
オシャレ・多機能ですが、購入に悩んでしまうケースでもあります。
手ぶらになるから使いやすい『スマホショルダー』
最近増えているケースが「スマホショルダー」。
2022年の流行語にも選出されたオシャレなケースです。
スマホケースに肩掛け用のストラップをつけることで、持ち歩く際は手ぶらになります。
バッグに入れる必要もないので使いたいときにすぐに使えるメリットがあります。
手帳型ケースのようにカード等を入れられる場合もありますね。
流行語にも選出されたように、女性を中心にオシャレなファッションアイテムとしても認知されています。
刻印を入れられる自分専用のスマホケース
日本最大級のスマホカバーブランド「COVERARY」(カバラリ)では、本革ケースにイニシャル(刻印)を入れることができます。
市販のケースで気に入るものがなければ、このように自分専用のスマホケースを作るのもよいでしょう。
入れられる文字は英大文字・数字・記号を合わせて4文字まで。
5種類のレザー、最大32色のカラーから、自由に選べます。
背面ケースが標準ですが、手帳型ケース・ショルダーケースもありますね。
ほぼ全機種対応なので、どんなスマートフォンでも刻印入りケースを作ることができるでしょう。
価格は4,290円(税込)から。
しかしメルマガ登録で500円OFFクーポンがもらえます。
メール便であるため、送料は無料。
支払方法は、各種クレジットカード・スマホ決済・コンビニ決済・PayPalなどが可能です。
発送は最短で2営業日、最長で14営業日となっていますね(種類によります)。